古代から多くの人々の信仰に支えられた熊野の聖地。その宗教世界が世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところ。自然に対する畏敬の念を本質とする熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社のいわゆる熊野三山が、近代化する以前の日本人に与えた影響には、はかりしれないものがある。本展では、東日本の各地に遺されている信仰遺物の優品を中心に、これまで、あまり注目されることのなかった古文書や紀年銘などの各種史料、新出の絵巻資料などを展示。そして、如何なる熊野の聖地が地域社会に展開し、熊野信仰が東国にどのような影響を与え得たのかを約100件200点で探る。
◆10月8日(土)〜11月20日(日) 神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南仲通5-60) TEL 045(201)0926 大人800円、20歳未満,学生500円、高校生以下,65歳以上は無料 月曜日休。



