
本展はいま最も注目されている書家、石川九楊(いしかわ・きゅうよう)の初期から現代までの代表作約200点を一望する展覧会。
展覧会の構成は1960年代から70年代後半までの【初期作品撰】では、「臨書」(1968年)など、吉本隆明や吉増剛造らの現代詩を素材に、80年代から90年代初頭までの【日本古典文学撰】では「歎異抄」「徒然草」「方丈記」「葉隠」「伊勢物語」「枕草子」「古事記」など、90年代半ばから現代までは【李賀詩撰】より「将進酒」(2004年)や、9.11事件を契機に自作の詩を書にした「垂直線と水平線の物語」、陶磁器の盃や徳利に呉須や赤絵で描いた作品などの三部構成となります。
多彩な書体で独特の筆蝕を味わえる多種多様な石川九楊の「書」を一堂に堪能できる貴重な機会となる。
◆9月13日(火)〜19日(月)日本橋三越本店新館7Fギャラリー(東京都中央区日本橋室町1-4-1) 入場料は一般・大学生700円 高校・中学生500円(小学生以下無料・税込み)。
●写真は左から盃千字文、徒然草、垂直線、伊勢物語、源氏物語

