さて、本日は9月2日から開催しております写真展のご案内をさせて頂きます。今年、箱根町は町制50周年という節目の年を迎え、その記念事業として、「山田應水―箱根古写真展」を開催しております。写真家・山田應水は明治後期から昭和にかけ、日本各地の山河を歩き、その風景を写真に納め、数多くの観光写真展を開催した人物です。そして晩年、箱根に移り住み、箱根の自然、山々、山野草とともに暮らし、その風景を撮り続け85歳でその生涯を閉じます。
ちょうど應水が箱根に移住した頃は、交通整備が急速に進み一大箱根町誕生前後にあたり、国際観光地としての基盤が今まさに作り上げられるという時代でした。應水は永年使ってきた乾板を用いて、当時の箱根を写真に納めています。当時の人々の服装や舗装されていない国道1号など、歴史を感じる作品です。写真という記録を通して、時代の変革を感じ、今後ますます箱根が多くの人々に愛される場所であるよう、今一度見直すきっかけになればと願っています。
また、当館の併設カフェでは秋のメニューとして9月はバナナジンジャーケーキが登場します。写真展と共に秋空の下、美味しいデザートでお寛ぎいただければと思います。ご来場心よりお待ち申し上げます。ありがとうございました。
■箱根写真美術館(神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-432)TEL&FAX 0460-2-2717



